戻りました。

2003年9月17日
なかなか。
日記を書く元気がなくて、今日になってしまいましたが。
戻ってまいりました。
楽しかった休みも、終わってしまえば。
もっと気が抜けて、物悲しくなるものかもしれないなと。
そう思っていたけれど。
現実は、もっと簡単。
体が動いていれば。
気を抜くわけにはいかないのだし。
考えなければいけないことも山積みで。

ああ、なんと幸せな忙しさよ。

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言葉に偽りはないけれど。
矛盾する何かを抱えたままででは。
全て嘘になってしまうのではないかという不安さえ抱く。
その矛盾も、その他多くの要素と共に、しっかりと自分自身の一部として認識されていて、尚且つ抑えられない衝動と化すのであっても。
その矛盾を正当化する理由が、たとえ多くあったとしても。
それでも、全てが虚無と化し、崩れていきそうな気がする。
そう、崩れていく幻想に夢見る。

矛盾する何かは、はっきりとした衝動。

廃墟に佇む自分を哀れんでみたいという、なんと自虐的な気持ち。
ある意味、可哀相な人を演じていたいのか、そういう境遇に立っていたいのか。
そんなのは虚構だと、知っていても。

ああ、たとえ幸せであったとしても。
なんと心の貧しいことよ。

求めていることは、ものは、
知っていて手に入れないもの。
まだ、私はそこまで腐っていないと思いたい。

幻惑は、私に迫り来て。
私の肩を抱いては、誘いゆく。

誰も望んでいないけれど。
そう、私以外は誰も。

泣き喚いて。
殻に閉じこもって。
自分を正当化しようとしたって。
何の効力もない。
信じる正しさのもとでは。
私の全ては暗い錆びついた鉛と一緒。
頑なで意固地な思い込み。

正しいとか、間違っているとか。
心の中でわかっている事実があったとしても。
欲望の波打つ中では、本人にはとても判断できない。見ない。
一瞬一瞬で変わりゆく世界に、
その判断をゆだねることもできない。
他人に判断してもらうなど、そんな勇気はない。

ああ、それではどのようにして。
人は人の進む道を決めればいいのか。

信じるものがありますか?
信じてくれる人がいますか?

後悔をしない人生などあるのだろうか。
けれど。
精一杯生きていれば。
後悔することさえ恥ずかしい。
思い悩むことなどないのに。
未来はひとりでは創れない。
そこに一人一人の努力は必要でも。

ああ、正論の。
なんとすっきり収まり過ぎることよ。
ひらひらの、うすぺっらい私のような人間に、
どのような正論が語れるというのか。

真実味もなく。
現実味もなく。

幸せな私は。
不幸せな私を望む。
不幸せな私は。
幸せな私を夢見る。

からくりの扉を開けば。
想いなど、煙と共に消えうせて。
私の前に荒野が広がり。
途方にくれて、笑うのか。

何故こんなに。
両極端の思いを抱いて。
過ごす日々は平穏。
それが嫌で。
平坦な道に。
自分ででこぼこをデコレーションしているだけなのか。

立ち止まるべき所ではない場所で。
時間を多く使っているのかもしれない。

良い悪いの判断が。
その境目が見えなくなっている。

以前。
壊したいと願っていた、その通りに。

願いは叶う。
怖いほど、確実に。
心の傾斜の具合と見合った速度で。

あたたかい、さむいもなく。
何も感じない麻痺は孤独とはまた別。

無が。
一番、悪い状態であると。
よくいったものよ。

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