明けまして、おめでとうございます。

風邪の中から、こんにちは。
わたくし、死んでおります。
ついに、喉風邪にやられました。
鼻もつまっているため、呼吸困難。
今日から仕事初め。
締め切りが近づいているので、ここで休むわけにはいかず。。。

今年も、健康に留意します。。。
どうぞよろしくお願いいたします！

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髪を切りました。
というか、切られました（笑）。

私の先生は、オーダーを聞かない人です。
イスに座ったが最後、何も言わず黙々とはさみを動かします。
その間。
私は雑誌を読むこともできない（笑）。
腕が通らないようになっているし。
じっと先生の切る姿を鏡で見つめます。

そうしなさい。

と言ったのは先生で。
変な髪形に、嫌な髪形にされないよう。
変な間違いをされないよう。
しっかり見張っときなさいと。

そうすれば、程よい緊張感で、
切り手もだらしなくならなくていいという。

こんな先生に長く切ってもらっていたから、
引っ越して、切り手が変わっても、
じっと見つめる癖がついちゃって、
雑誌を渡されても、読まないから、
すごく心配されて、アシスタントさんは何回も雑誌をかえに来ていた。
たいがい。
切り手には、変な顔をされる（笑）。

切ってる人の、手が好きだ。
もともと、手フェチというのもあるのだろうけれど。
器用な手が好きだ。


さて、先生が切ってる間。
違う私になっていくのに、ついていくのが精一杯な私。

終わったときには、前髪ができ、肩まで短くなっていました。


何で解かるんでしょう。
前回カットに行ったのは9月。
確かに、前髪を切りたいと11月に思って。
確かに、すっきり可愛く短くしたいと12月に思っていたわけで。

鏡の前の私は、本当に別人でした。


魔法の腕を持つ人。
くせ毛の私が、いつもストレートと言われるくらい。
ほとんど完璧に、くせを消してしまえる人。
ブローもしなくて、すとんとなる。
私が面倒くさがりなのを、一番よく知っている。

先生は不思議だ。

母の時代から、切ってもらっているから、
私のことも手に取るようにわかるのだろうか？

透析をしていて、息が苦しそうなのが伝わってくるようになった。
とても心配だ。
私を新しくできるのは、先生だけだ。
もう年なんだから。
といったところでどうしようもないし、言うつもりもない。

先生とは、そういうものだ。

ジャズが流れる店内と、手書きのカレンダー。
休みは気の向くまま数字で決まる。
今月は5のつく日？5・15・25日休とか。

長生きしてね。
そして違う私をいっぱい見せてほしい。

私の一部で、私の気がつかない私を。